12月が近づくと、街中はクリスマスムードで盛り上がり始めますね。
赤や緑のオーナメントや、クリスマスツリー、イルミネーションなどが目につきはじめると、
クリスマスの予定が待ち遠しくなる方も多いのではないでしょうか?
日本のクリスマスというと、大切な恋人と過ごす日のイメージが強いですが、
海外ではお家で家族とゆっくり過ごす方が多いようですね。
皆さんは今年のクリスマスの予定はお決まりですか?
今回はクリスマスの由来をご紹介いたします。
クリスマスって何の日?
12月25日がクリスマスの日だということは日本でも広く浸透していますね。
クリスマスとはキリスト教のお祝いで、約2千年ほど前にイエス・キリストがベツレヘムの馬小屋で生誕したことをお祝いする「降誕祭」です。
けれども、実はイエス・キリストが12月25日に生まれたという正式な記録は残っていないんです。
昔は色々な日付に誕生の礼拝をしていたそうで、聖書によると10月の1日か2日だという説や、
9月15日が正式な誕生日だと主張する天文学者もいたそうです。
けれども、「クリスマスのお祝い」はだんだんと現在の12月25日に統一されていったそうです。
これは、古代から行われていた収穫を感謝するお祭りと関係があります。
一年で一番夜が長く厳しい寒さの「冬至」の日に、これからは少しずつ太陽が復活して日も長くなることをお祝いしていたことから、「世の光」と呼ばれていたキリストの生誕を同じ日(12月25日)に祝うようになったという説が有力です。
12月25日がイエス・キリストの誕生日だということを知っている人は日本人でも多いと思いますが、太陽の復活と収穫の感謝の日だということは知らない方もいるのではないでしょうか?
クリスマスツリーの豆知識
クリスマスは、「世の光」と呼ばれたキリストの誕生日だということですが、
クリスマスには欠かせないクリスマスツリーにもそれぞれのオーナメントに由来があります。
ベルやイルミネーション、ジンジャーマンクッキーなど、人気のオーナメントはたくさんありますが、最も大切なのはツリーの一番上に輝く星飾り(トップスター)ですよね。
ここまでお読み頂いた方なら、先端のトップスターはイエス・キリストの象徴だと思うかもしれません。
けれども、あの星は実はイエスそのものというわけではありません。
ツリーのトップスターは、イエス・キリストがベツレヘムで生まれたときに突然頭上で輝き始めた星(通称・ベツレヘムの星)を意味していています。
聖書によると、この星は東方の三博士に世界を救う救世主(イエス)が産まれたことを伝え、
誕生したばかりのイエスのもとに3個の贈り物(黄金・乳香・没薬)を与えることとなったそうです。
ちなみに、この星が実在するかどうかは不明なのですが、当時数年間に渡り天体に不思議な現象が起こっていたことが記録されており、イエス・キリストが誕生したころには天狼星(大犬座の一等星シリウス)が異様に光り輝いていたとのことです。
ですので、もしかしたらクリスマスツリーのトップスターは一等星の中で最も輝き、地球から見える星の中では太陽の次に明るいといわれているシリウスかもしれませんね。
まとめ
日本でも心待ちにしている人が多い「クリスマス」は、
イエス・キリストの生誕と非常に強い結びつきがあります。
クリスマスの由来まで深く知る機会は少ないかもしれませんが、次の春に向けて暖かくなっていくことに感謝し、大切な人と過ごす一日にしてはいかがでしょうか?
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