お供え用のお花を選ぶとき、どのように選んだらいいでしょうか。
大切な方のご冥福を祈り、残されたご家族様の悲しみを少しでも慰めるためのお花ですから、
種類や色合いなど定番のお花選びやマナーが気になりますよね。
今回はお亡くなりになられてから、節目ごとのお供え花の
カラーの選び方についてご紹介いたします。
もくじ
・お通夜・ご葬儀~四十九日までに贈るお花の場合
・一周忌に贈るお花の場合
・三回忌・七回忌・十三回忌・年忌法要に贈るお花の場合
・お盆に贈るお花の場合
・お墓参りに持参するお花の場合
・お供えのお花のカラー選び まとめ
お通夜・ご葬儀~四十九日までに贈るお花の場合
一般的には、お亡くなりになられてから四十九日を迎えるまでのお花は、
“白上がり(ホワイトのお花のみ)” でご用意するのが風習です。
もしお花を贈るときにお悩みになったら、
白を基調としたフラワーアレンジやプリザーブドフラワーを選ぶと
マナー的にも一番安心です。
生前大変親しくされてたご友人の方などでしたら、
お亡くなりになられた方の好みに合わせて
柔らかいピンクや黄色・パープルなどの少し淡い色を加えられる場合もあります。
また、お亡くなりになられた方がお若い方、お子様だった場合も、
あちらで寂しい気持ちになられないように・・・ということで
明るい色・かわいい色の入ったお花をお供えする方もいます。
49日までのお供えの注意点
お花をお受け取りになられたご家族の方が、
ご風習などにこだわりをお持ちでいらっしゃる場合もあります。
ですので、49日までに色の入ったお花をお贈りするときには、
事前に「 ○○様は昔からかわいらしいものがお好きでしたので・・・ 」など一言ご連絡、
もしくはメッセージカードや手紙で故人様のご冥福を祈る言葉をお伝えすると
よいかもしれませんね。
そして、目上の方や遠いご親戚にお贈りする場合は、
やはり四十九日を過ぎるまではホワイト一色のみのお花をお贈りすることが一番無難です。
一周忌に贈るお花の場合
四十九日を過ぎて以降のお花は、少しずつ淡めのカラーを加えていっても構いません。
一周忌の法要でしたら、故人様が男性なら白を基調に淡い水色やイエロー、
女性なら優しいピンクやパープル、
お子様の場合はパステルカラーの小花などをポイントにしたお花を
お供えしてもよいでしょう。
あまり華やかになりすぎてもいけませんので、
白をメインに故人様のイメージに合ったカラーを少しだけ加えるようにすると
よろしいかと思います。
三回忌・七回忌・十三回忌・年忌法要に贈るお花の場合
お亡くなりになられてから年月が過ぎるにつれて、
少しずつ白以外のカラーを加えていきます。
あまりにも派手な組み合わせや赤色などは避けたほうがいいですが、
ご家族様の悲しみも少しずつ癒えてきた頃ですので、生前を思い出せるような
故人様らしい色合いや種類のお花を選ぶといいでしょう。
お亡くなりになられてから年月が経っている場合の注意点
お亡くなりになられてから何年も経つのに白一色のみのお花が届くと、
一番悲しかった頃を思い出してしまい、いつまでも悔恨の思いが消えず
心の重荷になってしまうというご家族様もいらっしゃいます。
受け取られた方のお気持ちは人それぞれですが、
お供え花だからといっていつまでも定番の白一色でまとめるのが無難かというと、
実は悲しみを深く感じてしまう方もいらっしゃいますので、注意が必要です。
お盆に贈るお花の場合
初盆・新盆の場合は、お亡くなりになってからまだ日も浅いので、
ホワイトを基調に淡いカラーを少し足す位のイメージでご用意しましょう。
初盆を過ぎて二年目以降のお盆の花は、
多少華やかな色合いを増やすことが多いようです。
故人様・ご先祖様が現世にお戻りになられるのがお盆ですので、
おもてなしの意味を込めて少し華やかな色の季節のお花を飾るのです。
皆さんもお盆の時期の花屋に鮮やかなオレンジ色のほおずきや、
濃いパープルのリンドウが並ぶのを見かけたことがあるのではないでしょうか?
また、地域や風習によってもお盆のお花の色選びには差があります。
一概には言えませんが、「山に近い地方では控えめな淡いカラー、
海に近い地方では華やかな明るいカラー」が多いようです。
遠方にお盆のお花をお贈りする場合は、事前に確認するか、
贈り先様の地元のお花屋さんに地域の風習に合わせて作るように伝えておくと
安心かもしれませんね。
お盆のお供えの注意点
お盆の時期は気温が高く、お花が長持ちしない季節でもあります。
水やりや枯れたお花のお手入れの回数も増え、
受け取ったご家族様の負担になる場合がございます。
ですので、水やりなどのお世話がいらず、
長期間美しいまま飾っておけるプリザーブドフラワーをお贈りされるのもおすすめです。
お墓参りに持参するお花の場合
お墓にお飾りする場合も、四十九日を過ぎるまでは白菊などホワイトを基調にお花を選びます。
けれども、四十九日以降はご自宅の仏壇にお供えするお花に比べて華やかな色を選びます。
お墓周りに淡いお花ばかりですと、少し寂しい感じになってしまいますので、
お墓を華やかなお花で彩るようなイメージで用意しましょう。
お墓参りの色選びの基本は以下の通りです。
3色の場合・・・ホワイト・パープル・イエロー
5色の場合・・・ホワイト・パープル・イエロー・ピンク・赤
ご自宅や法要式場へのお届けでは避けたほうがよい赤色のお花も、
お墓参りの際は使用して構いません。
上記の色の組み合わせも必ず守らなければいけない決まりではありませんので、
故人様のお喜びになる姿を思い浮かべ、季節のお花を選びましょう。
お墓参りのお花の注意点
墓地・霊園は戸外にあることが多く、
気温や天候の変化もありますので、
できるだけ長持ちするお花を選ぶのもポイントです。
花屋でお墓参り用のお花を購入する際は、
お墓にお飾りするものであることを伝え、
できるだけ丈夫なお花を選んでもらいましょう。
また、お供えのお花として近年人気のプリザーブドフラワーですが、
ご自宅などの場合は生花に比べて何年も美しい姿でお飾りすることが可能ですが、
湿気や直射日光が大変苦手です。
ですので、お墓参りのお花としては注意が必要です。
お供えのお花のカラー選び まとめ
いかがでしたか?
お供え花の色合いにはお亡くなりになられてからの年月や地域・間柄によって
ふさわしいマナーがあります。
今回は基本的なお色のマナーについて紹介しましたが、
一番大切なのは、贈る方の故人様を悼む気持ちと、
受け取られたご家族様の気持ちが寄り添い、悲しみが少しでも安らぐようなお花選びです。
ぜひ在りし日の故人様を思い浮かべ、あなたらしいお供えのお花をお選びくださいね。
お供え花についてお悩みや疑問等ございましたら、
ぜひフルールドゥマカロンオンラインショップまでお問い合せくださいませ。
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