父の日の起源

父の日の起源は、母の日と同様にアメリカにあります。1910年に、ワシントン州のスポケーンでサンドラ・ドッドが父親であるウィリアム・ジャクソン・スマートを称えるために父の日を提唱しました。ウィリアムは、6人の子供をひとりで育て、彼らに対して深い愛情と献身を示していた父親でした。1910年6月19日に初めて父の日として祝われました。その6年後には当時の大統領のウィルソンが式典に参加し、1966年ジョンソン大統領の下で国の記念日となりました。

父の日の世界での慣習

父の日の過ごし方や日にちは国によって異なります。国ごとの慣習をご紹介いたします。

アメリカ：サンドラが当時父親の墓前に白のバラを供えたことから、バラの花を贈ることが一般的です。亡くなった父親には白のバラを、健在の父親には赤のバラを渡します。また家族で一緒に食事をして過ごしたり、時間をともに過ごすことを大切にしています。

カトリック圏の国：イタリアやスペインなどのカトリック圏の国では3月19日を父の日としています。聖母マリアの夫の聖ヨセフの日が3月19日のため、この日となりました。父の日は父親への感謝を伝えます。イタリアでは伝統のお菓子のゼッポレを食べるそうです。

ドイツ：ドイツは復活祭の39日後の木曜日、「昇天日」が父の日に当たります。この日は「紳士の日」などとも呼ばれ、父親とビールを一緒に飲むことが一般的です。

日本：日本は皆さんご存じのとおり、6月の第3日曜日が父の日です。父親にプレゼントを贈ったり、一緒に食事をして過ごされる方が多いのではないでしょうか。母の日ではカーネーションを贈ることが多いですが、父の日はヒマワリを渡すことが多いです。これは「日本ファーザーズ・デイ委員会」がかつて開催した「父の日黄色いリボンキャンペーン」がはじめとなり、父の日＝黄色のイメージがつくようになったそうです。黄色の花、そして花言葉が「憧れ」などを持つヒマワリは父の日にぴったりということで選ばれるようになりました。

父の日の贈り物のアイディア

上記でもお伝えしましたが、実は父の日にもバラやヒマワリなど、花を贈ることが日本をはじめ様々な国で根付いています。ただ生の花だとお世話することが難しい方もいらっしゃいますよね。プリザーブドフラワーであれば世話をする手間がほとんどかからないため、男性への贈り物としてもおすすめです。男性に花を贈るのは、と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、プリザーブドフラワーは様々なデザインのものがあり、シックで男性にぴったりなものもございます。お家で楽しんでいただくためのプレゼントとして検討してみてはいかがでしょうか。